お客様の声

2年半前の事例です。 東京都在住のHさんからご相談があり、お話を伺わせていただきました。 Hさんは数年前に購入された自宅マンションに愛犬と一緒に暮らしています。お話をお聞きすると遠い血縁のご親族と仲が良く、万が一の場合はそのご親族に恩返しとの意味で何かを遺したいというご希望があり、どのような手続きをすればよいかというお話でした。Hさんは現在シングルで今のとこ結婚のご予定はないとのことです。 今回のお話は「終活」に関わることでもありますので、終活カウンセラーとしてHさんのご希望に沿うように相続ができるのか、できた場合の相続の手続きと、生涯おひとりで暮らしていかれる場合を考慮して、亡くなられた後のことも考えて個人に関わる品々や個人情報の整理などについてお話をさせていただきました。


Hさんの家系図についてお話をお聞きすると、絶縁状態に近いとはいえ、親やご兄弟がいらっしゃる様子。ご希望があるとはいえ相続の継承を考えると遠い血縁関係のご親族よりは親やご兄弟の方が優先になってしまいます。 相続の継承順位は、まず第一継承者の配偶者や子、次に親、そして兄弟というように決められています。ですからHさんが残したものの相続についてもHさんの親とご兄弟で分けるという形になってしまうのです。 このような状態でHさんが遠い血縁関係のご親族に財産などを遺すためには、自筆か公正証書などの方法で遺言を残すことが望ましいやり方です。そして遺言を書くだけでなく、書いたのちにどこに保管しているのかということを信頼ある方に伝えておくことも非常に大切なことです。 因みに遺言を残す以外にも方法があり、専門家によっては「信託」を使えますとアドバイスされることもあります。ですが、Hさんの場合は、お子さんもおらず、兄弟も一人しかいないので「信託」のような複雑な方法を使う必要性がありません。また「信託」を管理するにあたってかなりの手数料も発生するため、一番シンプルでHさん自身が手続きしやすい方法として遺言をお勧めしています。


Hさんには遺言を残すことによって仲の良いご親族に大切なものを遺すことが可能とお伝えしました。また公正証書で作成し、保管された方が後々のためにも良いこともお伝えしました。 Hさんには信頼できるご親族がいらっしゃることで、ご自身が残した財産の分配や個人に関わるものの整理なども安心して行えます。そして整理をするだけではなく、それがどのように行われているのかについても、ご親族に事前にお伝えすることが可能です。 Hさんには何をどのように分けていくのか、その前にご自身の棚卸しを兼ねて、エンディングノートの作成をお勧めしました。そして改めて私がお勧めしている終活カウンセラー協会が発行している「マイウエイ」(弊社で現在販売中)というエンディングノートの書き方の指導もさせていただきました。 エンディングノートを書くことで気持ちも含めて様々なことが整理できたとHさんはお話されています。 Hさんからご感想をいただきました。以下、Hさんのご感想です。

シングルでこの先もずっとシングルだったらどういうことを考えたらいいんだろうと思ってご相談しました。

それと日頃お世話になっている親族にいざという時には何か遺したいと思っていたけれど、(家系図では遠い親族であったので)きちんと遺言書を書かないとダメなんだと分かったのには驚きました。相続って意外に簡単なようで難しいことがあるんです。相談していなかったら何も残せなかったかもしれません。人は一人では生きていけないけれど、亡くなった後も色々お世話になるなんて考えもできなかった。相談をしたことで周りの人との関係を良くしようとか、良いパートナーを探そうって気持ちになりました。色々と教えていただいてありがとうございました。

ご意見などお気軽にお寄せください

© 2023 トレイン・オブ・ソート Wix.comを使って作成されました