住宅ローンの返済プランの見直し

新型コロナウイルスの影響で収入が減ったご家庭では、一番の気がかりは住宅ローン返済と答える家庭が多いです。 収入の減少が2万円や3万円程度ならば、継続する必要のなくなった保険の解約を含めて、家計の見直しで対応することも可能です。しかし、それ以上に収入が減っている場合は住宅ローンの見直しについても改めて考える必要がありますね。 住宅ローン返済プランを見直しすると、ローン金額を月々支払い可能な金額に変更することができます。この場合、返済金額を支払い可能な金額にするのに合わせて、支払い期間が延長されます。そうすることで利息の負担が膨らみ、最終的な返済金額が当初の計画よりも上乗せになってしまうことに注意しましょう。 どのくらいの上乗せになるかを試算して、住宅ローン返済が完了する時期を明確にしましょう。

例えば、当初の予定ではご主人が単独で住宅ローンを組まれた場合、そのご主人の勤務先の定年に合わせて65歳で支払い完了だったとします。 そこで収入の減少に合わせてローン返済の金額を減少すると、ローンの返済の完了が7,8年、あるいは10年以上と先延ばしになる計算です。 65歳以降の生活設計が具体的でない場合は、そこに焦点を充てて年金以外の収入が得られる見込みがあるかどうか、一緒に生活している家族からの収入が得られるかということも合わせて考えてみると良いでしょう。 また、一時的に収入が減少したとして、5~6年先には収入が元に戻ったり、以前を上回る金額になった場合は、住宅ローンの返済期間を元に戻すことを意識しておくのも大切ですね。 収入の回復に合わせて返済期間を元にもどすことで、返済金の総額を抑えることが可能です。 今後教育費の負担が軽減するとか、一緒に暮らす家族の収入状況に応じて、住宅ローン返済プランも柔軟に見直すことをお勧めします。その場合は、ローンの借り入れを行っている銀行に加えて、家計の専門家に相談するのも良いでしょう。